会議・ミーティング
会議・ミーティング
大企業では無駄な会議が多すぎる、中小企業では必要な会議がされていない。
なぜ、こうなるか。
大企業では、一度決めたことを変えられないため会議をすること自体が目的になってしまったり、会議をすることが仕事をしていることだ、といった勘違いを起こします。一方、中小企業では、トップの思いつきで始めるから続かない。といったことが原因と考えられます。
しかし、企業に限らず組織においては、継続的なオフィシャルなコミュニケーションの場として、会議・ミーティングは必要不可欠です。(朝礼のしっかりしている会社は活き活きとしています。)
会議の場で、ここぞとばかりに叱責する、目標の未達成、仕事のミスの追及をする、一方、言われるほうは、なんとか言い訳を考え、嵐が過ぎるのひたすらを待つ、こんな会議は続きません。なんとか理由を見つけて欠席を企んだり、忙しさを理由に日程を後送りにしたり、いつの間にかやらなくなってしまうのがオチです。
意味のある、効果的な会議・ミーティングをするためには、目的の明確化と仕掛け作りが重要です。全員が参加意識を持って参加し、意見を言い、次の会議までの課題を持ち帰る。そんな会議が必要です。
会議の目的は、いくつかあります。報告のための会議、アイデアを出す会議、決定する会議、最初にこの目的を共有していないと、会議は迷走します。そして、最も重要なことは、どんな会議でも、会議後は全員のモチベーションが上がっていることです、よしやるぞと思えることです。会議が終わったとき、ためいきが出るような会議ではむしろやらないほうがいいでしょう。
仕掛けもいくつもあります。時間を決める、朝の時間を使う、立って行う、イスだけ持って集まる、意見が出なければ罰金、軽食を入れる、トップはしゃべりすぎない、雑談時間を歓迎する、資料の扱いにひと工夫する等、もちろん、厳しく、深刻なテーマを取り上げる必要がある時もありますが、基本的に前向きに、楽しく、やる気の出る会議をめざしたいものです。
渡辺経営コンサルティングでは、コンサルティング手法のひとつに社内会議(経営会議・営業会議・リーダー会議)への出席があります。そこでは、会議のファシリテーターを努め、楽しく、やる気の出る、効果的な会議をリードしていきます。
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